【地域情報紙ぷれすしーど　2020年9月25日号掲載】

　○歳になったら○○から始める。終活にはこんなルールはありません。ですから適齢期もありません。思い立ったときに、したいこと、できることから始めて、気が乗らないことや面倒くさいことはどんどん後まわしにする。これでいいんです。

　ただ、早いうちに始めるとメリットもあります。その一つが、無駄なお金を使わなくて済むということ。余生を意識することで、余計なものを買わない習慣が身につきます。もう一つは、断捨離がスムーズにできること。思い出の整理や不用品の片付けは気力・体力があるうちに取りかかる方がはかどります。それに、病気や要介護になってからでは、家族や専門家と話すのが億劫に感じられたり、様々な制度が理解しにくくなったりということも起こり得ます。

　終活を楽に進めるためにも、元気なうちに「やることリスト」を把握しておきましょう。それはエンディングノートを開くことで見えてきます。わくサポ福山では、会員の方にエンディングノートを進呈しています。すぎのと一緒に書いてみるという方法もありますよ。マンツーマンでもお友達と一緒でも構いません。お気軽にお問い合わせください。