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【地域情報紙ぷれすしーど 2025年6月13日号掲載】
看護師常勤の介護付に限らず、看取りが可能な施設は多いです。最期まで生活できることがメリットですが、必ずしも施設でお別れができるとは限りません。
というのも、施設での「看取り」は「延命などを目的にした医療行為を何もせず、自然にお迎えがくるのを待つ」という意味合いになるからです。そのため、点滴をしたままでは施設対応が困難になります。
また、胃ろうや腸ろう(胃や腸に直接栄養を流し込む)になったり、中心静脈栄養(血管から栄養を流し込む)だったり、あるいは痰の吸引が夜間に何度も必要だったりする場合も、対応できる施設は少ないです。そうなったときは、病院で過ごすか、医療行為がなんでもできる施設へ移るかを決めなくてはいけません。
〝老い方〟は人それぞれで、将来どんな病気になり、どんな医療行為が必要になるかは予測できるものではありません。入居する施設が看取りができるかどうかよりも、医療行為がどこまでできる施設なのかを知っておくことが大切です。