【地域情報紙ぷれすしーど　2022年11月4日号掲載】

　先日、身元保証サービスを提供する「りんどうの会」のお仕事として、施設に入居される方のお引っ越しをサポートいたしました。

　ご本人さんは入院中のため、私たちが引っ越し業者を手配し、新生活に必要なものを買い揃え、あとはご本人さんの退院を待つばかり、という環境を整えました。こうした買い物に必要なお金は、後見人の方や身内の方に支払っていただいています。相談も報告もせず私たちが勝手に使うようなことはありません。

　施設探しのお手伝いをしていると、引っ越しに掛かる金額を聞かれることがあります。敷金や前家賃といった施設に支払うお金は考えずに概算すると、「引っ越し業者を使わず、布団は新調する」という場合で、安くても2〜3万円はみておいたほうがよさそうです。洗面器やトイレ掃除道具など細々したものが結構必要になってきます。

　入居初日に絶対要るものと、後日届けて良いものを分けて考えると、お引っ越し作業はずいぶん楽になります。