【地域情報紙ぷれすしーど　2023年2月17日号掲載】

　面談時にときどき質問されますが、ぼったくりをするような施設は福山にはありません。と言いますのも、何にどれだけ費用が掛かってくるかを、どこの施設でも入居前に必ず丁寧に説明してくれているからです。

　ただし、介護度が上がれば介護費が高くなり、おむつや紙パンツが必要になればそれだけ実費が上乗せされます。一人でトイレに行けていた人がおむつが必要になると、スタッフさんが介助するときに使うナイロン手袋も個人負担になる施設が多いです。

　入居時にこれらの費用が不要だった方にとっては、何年か経って介護度が重くなると、入居時の説明は忘れてしまいますので費用が一気に増えた印象を受け、「聞いてなかった！」というショックにつながるのだと思います。

　これらに備えて、見学時には「介護度が重くなったらどのくらい金額が増える？」または「一番費用が掛かった方の月額はいくら？」などと確認しておくことをおすすめします。