【地域情報紙ぷれすしーど　2023年3月10日号掲載】

　ほとんどの施設で協力病院の往診があり、お薬も届きます。よって、家族が通院の付き添いが難しい場合は往診医に頼ると安心です。反対に、いつでも家族が動けるなら、掛かり付け医を変える必要はありません。本人が一人で通院できる場合も同様です。

　ただ、突然体調が悪くなったときに、協力病院が掛かり付け医の場合は、スタッフが医師と連携をとって素早く対応できますが、そうでない場合は、家族に連絡が行くので、対応も家族がするようになります。緊急時は、どの施設でも救急車を呼びます。

　掛かり付け医の変更は本人の健康状態次第です。変えたくない場合は、見学時にその旨を伝え、もしものときの対応も考えておきましょう。

　一般的に往診は月2回です。健康診断として必ず受診するようになるため、これまで病院通いをしていなかった人も毎月医療費が掛かり始めます。