【地域情報紙ぷれすしーど　2021年8月20日号掲載】

　老後の困りごととして「身元保証人」の有無が、今、大きな問題となっています。保証人が必要となる主な場面は、入院するとき、手術するとき、そして老人ホームに入居するときです。医療や介護現場では、本人の同意が得られない場合、その代役を務める人が求められますし、亡くなったあとの利用料などの支払いや、荷物の引き取り、身柄の引き取りなどを速やかに行なえる人の連絡先が必要になります。

　たいがいは家族が担いますが、残念ながら、高齢者は保証人として認めてもらえにくくなります。また、遠方で暮らしている家族も、すぐ駆けつけられないからという理由で、保証人には難しいとされるケースもあります。

　こうした背景もあり、昨今では身元保証人がいなくて困っている人が非常に増えており、それを解決するため、身元保証サービスを提供する会社が増えました。私たちのグループ会社、「りんどうの会」もその一つです。

　とはいえ、業者がどこまで保証してくれるのかは、非常に気になるところだと思います。今月末に、サポート内容や必要な料金を説明する座談会を開催します（右の別枠参照）ので、保証人について悩んでいるのであれば、ぜひご参加ください。