【地域情報紙ぷれすしーど　2024年4月19日号掲載】

　施設での入浴は週2回が基本です。介護度や希望により3回以上に増やせますし、失禁などで汚れた場合は急遽、入浴になることもあります。

　時間はだいたい午前中か午後早めが多いです。これには理由があります。高齢になると入浴後に体調が急変しやすいため、万が一に備えて、病院が対応できる時間に合わせてあるのです。

　浴槽の大きさは一般家庭とほぼ同様で、一人ずつ介助つきで入浴します。機械浴ができる施設ではリフトに座ったまま、または簡易ベッドに寝たまま湯船に浸かります。見学時に「毎回お湯を入れ替えるので、いつでも一番風呂ですよ」とわかりやすい説明がある施設もあります。

　元気な人向きの施設では、例えば9〜19時の間でいつでも入れる場合と、曜日ごとに男女で分けている場合があります。

　基本的に、入浴時間は施設のルールに沿うことになるため、いつでも入れる施設を希望する場合は、数少ない浴室つきの施設をご案内しています。