【地域情報紙ぷれすしーど　2024年10月25日号掲載】

　11月間近になってようやく秋らしい気温になり、朝夕は冬の気配も感じるようになりました。施設で生活している人たちは、すっかり衣替えを終えた頃だと思います。

　この衣替えには家族の存在が欠かせません。居室はだいたい６〜８畳ほどなので、一年中の洋服や布団を持ち込むほどスペースはありません。基本的には、季節が変われば家族が洋服と布団を入れ替えに訪れています。なかなか施設まで足を運べない場合は、家族がネットで購入して施設に届くように手配しています。

　施設の中は24時間冷暖房の調整がされていて適切な室温を保ってあるため、冬にそんなに多く着込む必要はありませんし、夏でも軽く羽織れるものがあってもいいくらいです。若い頃と比べると、温度の感じ方も変わってくるので、これからの季節は電気毛布を希望する人もいます。施設は火気厳禁なので電気毛布であれば持ち込むことができる施設が多いです。

　ちなみに施設によっては持ち込み家電として、追加の電気代が掛かるケースもあります。