【地域情報紙ぷれすしーど　2021年11月19日号掲載】

　最近は、おひとり様からの相談が増えています。中には、シニアというにはまだ早い、50代や60代の方もいらっしゃいます。先日は、まもなく還暦を迎える男性Mさんからのご相談でした。

　福山市北部のアパートで夫婦で暮らしてきたMさんは、奥さんを亡くしたばかり。ようやく気持ちの整理がついた頃、アパートの更新時期がやって来ました。ここで問題発生です。これまで保証人だった奥さんは、もういません。お子さんもおらず、遠方にいる親戚の方との付き合いもほとんどない。頼れる人が誰もいません。

　Mさんには、もう一つ悩みがありました。今勤めている会社の定年は60歳。再雇用になると給料が半額以下になるため、できれば再就職をと考えていましたが、就職するにも保証人が必要なんです。

　Mさんのような人は、もうどうすることもできないのでしょうか。いいえ、ちゃんと解決策はあります。それを知ることができるのが、12月４日に開催する身元保証についての座談会です。

　身元保証人になるサービスがどんなものか、そして、隣人に保証人になってもらうためのチェックポイントもお伝えする予定です。気になる方、ぜひご参加ください。