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【地域情報紙ぷれすしーど 2021年11月26日号掲載】
引っ越しや老人ホームに入るとき、夫婦は保証人になれないことがあるの?
これは曙町のTさん(72歳)からのご質問です。答えは、身元保証人に求められる役割によって違ってくる、というのが正解です。
お引っ越しの場合は、支払いが滞ることなどを恐れて、大家さんが身元保証人を必要とします。ですから、入居する人とお財布が同じでなければ、保証人として認められるケースが多いです。
けれど、老人ホームに入るときに必要な保証人は、もう少しハードルが高くなります。理由は、連帯保証人としての役割だけでなく、病院への送迎や亡くなった後の死後事務、葬儀・納骨の手配といった役割が求められるからです。例えば同年代の夫婦だと、こうした役割を全うできない可能性があります。それに、「夫婦部屋に入りたい」という場合は、どちらも保証人にはなれません。高齢者が高齢者を保証する「老老保証」の問題は、いま急激に増えています。
頼れる親族がいない人はどうすればいいのでしょう。12月4日(土)の身元保証についての座談会で少し勉強するだけでも不安は軽くなりますよ。少人数制で気軽に質問できる会です。ぜひご参加ください。