【地域情報紙ぷれすしーど　2022年5月13日号掲載】

　親の介護や自分の老後を考えたときに、デイサービスと言う単語をよく耳にしませんか？

　デイサービスにも種類があり、目的は施設ごとに変わってきます。どの施設にも共通しているのは、元気になるために【通う】介護サービス、という点。基本的には自宅での介護や宿泊での介護はなく、デイサービスに行って介護を受けます。

　現地へ行くと、介護職員と一緒に運動、食事、入浴、レクリエーションを楽しむことができます。例えば、一人で食事を作る、入浴をするのが困難な人や、階段の上り下りなど日常動作が不安な人、家族に毎日介護を頼みにくい人には救世主となってくれる施設です。

　また、お友達や新しいコミュニティーを作る場所としても活躍してくれます。特に外出が億劫になっている人や活力を取り戻して欲しい家族にはおすすめです。

　基本的には要介護認定を受け、要支援１・２、要介護１〜５の介護度を認定された65歳以上の人を対象としたサービスです。自分や親が対象かどうか気になる人は、ぜひお近くの地域包括支援センターをお訪ねください。