【地域情報紙ぷれすしーど　2022年10月14日号掲載】

　入居する施設が決まった後、ご家族がする準備は結構多いです。今回はその一例をお伝えします。

　入居後は往診医に変更するケースが多いため、掛かりつけ医の紹介状が必要になります。そして、入居前に新しい医師のもとでの健康診断も必要になります。市役所で住民票や所得証明書などを揃える必要もあります。荷物の準備は同時進行で行います。大きな荷物の代表的なものはタンス（3段くらい）、布団セット、テレビです。自前のベッドや冷蔵庫を持ち込む方もいます。

　入居前の受診を含めると準備を１日で済ませることは難しく、土日で完結しないこともあります。最近では、ご家族が「平日に休めなくて、入居後も動ける自信がない」という理由で、保証人業者を頼る方も少なくありません。

　当社のグループ会社で、身寄りのない方をサポートする「りんどうの会」にも、同様の理由での問い合わせが増えています。