【地域情報紙ぷれすしーど　2023年7月14日号掲載】

　コロナが５類に移行され、施設の面会、外出の制限も徐々にゆるんできました。とある看取りも可能なサ高住では、つい最近まで「外出は病院受診のときのみ、マスクを外す行為は自粛」という状況でしたが、先日見学すると「家族さんと一緒にお部屋で食事しても大丈夫ですよ。例えばお寿司を一緒に食べたいときは施設の食事をストップしますし」と明るい声で説明してくれました。

　このように、制限がほとんどなくなった施設もあれば、現在もフィルム越しの面会を徹底している施設もあります。全体的にみると、施設内で感染者がいなければ「特に制限はしていないけれどお出かけの際は感染対策をしてください」という施設が多いです。

　以前のように感染者数が発表されることはなくなりましたが、病院や施設を出入りしていると、クラスターが増えてきているなと未だ感じられます。感染対策をどこまでするかは、完全に個人の判断に委ねた生活が当たり前になってきましたが、油断は禁物です。