【地域情報紙ぷれすしーど　2021年9月17日号掲載】

　在宅介護をする上で特に大切なことは、協力者がいるか、いないかです。介護を1人だけですると、精神的にも身体的にも負担が重すぎて疲弊しきってしまいます。一緒に暮らす家族はもちろん、離れて暮らす家族の協力姿勢も大きな力となってきます。「できることがあれば動くから、いつでも声を掛けて」と定期的に伝えるだけでも、毎日介護をする家族の心を軽くすることができるものです。

　主治医や訪問看護師、ケアマネジャー、ホームヘルパーといった信頼できる専門家の存在も、心に余裕を与えてくれますし、介護を受ける人の安全面もカバーしてくれます。

　介護用品のレンタルやデイサービスなどの介護サービスも欠かせませんね。サービスを受けるには、まず介護保険の申請が必要です。福山市に申請をして、「要介護認定」を受けて初めて介護サービスを受けることができます。要介護認定は結果が出るまで1か月ほど掛かりますから、早めに準備をしていきましょう。

　介護の準備について、気軽にあれこれ聞いてみたいなと思われた方、どうぞ「わくサポ」にご入会ください。LINEを使って手軽に質問できますよ。